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2005年 10月 02日
私のことを、友人は「頑固」だという、妻も、やはり「頑固」だという。最近、やっと自分でも、もしかしたら、「頑固」かもしれない、と思い始めた。
自分の名前についても、随分こだわり続けた。私が生まれて、最初に付けられた名前は、「光寛」である。読み方は、いまと同じく「みつひろ」。この名付け人は、産土神社「朝日八幡神社」の宮司さん。 小学校、中学校時代は、学識ある校長先生から、「光寛の字は良い名前ですよ」と褒められ喜んでいた。良寛様にも寛がついているし、寛容という熟語がすぐに頭に浮かぶ。光り輝いておおらか、まあそんな名前である。 高校生になってから、読書に目覚めて、次次と本を読み漁った。そのとき感じたことは、物語に登場する、主人公の名前が呼びやすく、響きがとても美しいことだった。 とくに、石坂洋二郎の作品に、のめりこみ、本を読むほどに、自分の名前は、どうみてもお坊さんの名前だと思い込み、文通用のペンネームを考えた。高校時代に使った名前は「光洋」、かなり気に入って使った。 結婚して、長女が生まれる前に、先輩から、松山で有名な姓名判断の先生を紹介され、事務所を訪問し相談した。98%、男の子間違いなし、との易断を受けて、男の子の名前を五つもらった。、万が一、2%の確率があった場合に、ということで、スペア的に、一つだけ可愛らしい女の子の名を、付け足しでもらった。 そのとき、お父さんの名前が悪い、家族運が悪ければ、子供さんにいくら良い名前をつけても、その運勢が発揮できない。と言われ、長女が誕生する前に、父親の名を言われたとおり「慎寛」に改めた。 読み方は、みつひろのままであったが、慎み深く慎重に、との意味が付け加えられた。 ところが生まれたのは、確率2%の方の女児。この姓名判断の先生は、全く信用できないと見切りをつけ、母が薦めてくれた別の先生にお願いして、名前を決めた。 そうなると、改名した「慎寛」の名前にも不信感が湧き、相談したところやはり良くないという。 その先生から改名を薦められたのが、今使用している「滿紘」である。「全てが滿ちて、広がっていく」の意味を含んでいる。 その後、改名した滿紘の名前を8年間使用した後、裁判所に行って、戸籍の名前を「光寛 」から「滿紘」に変える申請を出した。 裁判所での改名審査で「滿」の字が認められず、「満」を強制的に押し付けられた。姓名登録用に指定されている範疇に旧字がないという理由であった。 今、戸籍上は「満紘」、日常的には「滿紘」を使っている。健康と人並みの生活を得ている。滿ち足りてはないけれど、これから先、まだまだ期待を持ち続けたいので、名前は、今のままでいい。 しかし、大和言葉的な音義で考えると、根本的に「みつひろ」の言霊は、何にも変わっていないのだ。漢字を信用するかしないかで、それが決まる。漢字の、良し悪しが、有ると思えば良し悪しの結果が起こる。無いと思えばなにも起こらない。 人間とペットには、名前が付けられているが、その他の虫や魚や動物には、名前が無い。むしろ名前の無い方が多い。 縄文文化である大和言葉には、ネガティブな意味が、一つも見当たらない。全てが、必要な言霊をもった、ポジィティブな素晴らしい言葉である。 いろは48文字は、日本の意識を動かす根源の力である。全ての日本語が、この48文字で構成されている。大安は良いが、仏滅は悪いと信じ込んだら、その時点で自分の意識の中に善悪の力が発生する。 「毎日が大安」、そう思うことで、新しい日本が生まれる。新しい世界が生まれる。 私の頭の中からは、漢字の善悪の意識が消えた。「光寛」でも「慎寛」でも「滿紘」でもよい。そんな小さいことにこだわっていたら、人間が人間でなくなってしまう。命名とは、「命に名前をつけること」。身体に名札をつけ、家に表札をつけているが、「命」に、名前の刻印は打てない。名前を呼ぶということは、命に音義の振動エネルギーを与えること、これが波動の世界である。 こだわり、とらわれ、かたより、これが人間の持つ、業であり、欲を生み出す原因になっている。 私の「頑固」の原因もこだわり、とらわれ、かたよりに起因している。一皮ずつ剥いでいるつもりが逆に増えたりしている。 岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる さらさらと たださらさらと さらさらと 生きれたらいいなあ。
by ryugen1944
| 2005-10-02 03:52
| ご縁大切に・体験
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