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2010年 10月 28日
△ 2001年9月11日ニューヨークの同時多発テロ事件は世界中に激動のシグナルを発した。『2001年9月11日は、世界が変わり始めた日であり続けている。あの日以来、なにかがおかしい』池田香代子さんはそのように感じてそのまま書き記した。 2001年はわたしにとっても大転換の年だった。2月7日に嶋野榮道老師を初めて松山にお迎えし、坂村真民先生との喜積の対面が実現した。そのご縁7月4日に、ニューヨーク郊外にある大菩薩禅堂金剛寺に200万円をかけた『念ずれば花ひらく』の大詩碑を建立した記念すべき年だった。 その大事業の感動が冷めない9月11日に同時多発テロが起こった。そしてアメリカ軍によるイラク攻撃開始に世界中が注目していたころ、2001年9月29日21時34分、わたしのパソコンに千葉県の酒屋さんから1通のメールが届いた。 こんばんは、千葉のトキタです。 うちの長女の中学校の担任の先生は、毎日自分が今まで教えた生徒に学級通信と言う形で、メールを流している素敵な先生です。 その中からとても感動したので皆様にも流します。少し長いのですが、ごめんなさい。 もしも今日がついてない一日だと感じたあなたも これを読んだら現実が違って見えるかも・・・ もし、現在の人類統計比率をきちんと織り込んで、全世界を100人の村に縮小するとどうなるのでしょう。その村には・・・ 57人のアジア人 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人のアフリカ人がいます。 (以下省略・・・・・) わたしは「こんばんは、千葉のトキタです」の部分を削って仲間に転送した。 「世界がもし100人の村だったら」の1冊目の後書きには次のように書かれている。 「うちの長女の中学校の担任の先生は、毎日自分が今まで教えた生徒に学級通信と言う形で、メールを流している素敵な先生です。 その中からとても感動したので皆様にも流します。少し長いのですが、ごめんなさい」 これはいつ誰がつけくわえたのか、また事実なのか、いまのところ不明である。もしも事実だとすると、過去現在に担任した生徒全員の家庭がパソコンをそなえ、生徒達が少なくてもメール機能は日常、使いこなしている中学校に勤務する教師が、このメールを受け取り、生徒達に流した、ということだろう。はたしてそんな中学校が現代日本に存在するのだろうか。調査は継続中である。 発信元を調査してNHKがわたしのところまで訪ねてきた。池田香代子さんが出版した2冊目の「世界がもし100人の村だったら②」の巻頭にその経緯を次のように書いている。 この詩は、3月にカウンセラーの中野裕弓さんが英語から訳したネットロアだった。倉敷市に住む教育家の平川洋児さんは、初夏に中野さんからコピーで入手したこの「詩」をこのときデーター化し、メーリングリストに流したのだ。これを受信した教師の鵜戸俊博さんが、その日のうちに、鹿児島を中心とする先生方のメーリングリストに流した。ここでも戦争が話題になっていた。 その参加者、市原(千葉)の五井中学校の生稲勇さんは、これに、先生方のメーリングリストに戦争関連のやりとりのなかで流れたもの、とのコメントをつけ、視野を広げ、自分の幸せに気づこう、という思いを込めて、翌25日、メールによる学級通信に取り上げた。 生稲勇さんのクラスに時田若菜さんがいた。若菜さんのお母さんは、これは元気の出る話だと思って、29日、全国およそ800店の酒屋さんが参加するメーリングリストに転送した。時田さんの家は酒屋なのだ。そのとき時田さんは「こんばんは、千葉のトキタです。うちの長女の中学校の担任の先生は」にはじまる前書きをつけた。 これを松山(愛媛県)の柳原滿紘さんか゜、10以上の環境ボランティア関係のメーリングリストに流した。それは10月1日の深夜のこと、日付はもう2日になっていたという。柳原さんは「こんばんは、千葉のトキタです」という冒頭の一文を削った。このネットロアが「ある学級通信」となって一気に広まった瞬間だ。何十人、何百人が参加しているメーリングリストに投稿されたメールは、全ての参加者のパソコンに届くのである。 屋久島(鹿児島)在住の、環境問題に関心をよせる作家・翻訳家の星川淳さんは、いずれかの環境関連リストから、「ある学級通信」を受け取った。星川さんは、冒頭に「いい先生がいるもんだなァ」と書き足して、自分のメールマガジンでこれを紹介した。 その購読者のひとり、語りの研究・・実践をしている櫻井美紀さんが、わたしにダイレクトメールで「ある学級通信」を送ってくれた。それは10月4日、教育関係のメーリングリストにネットロアが流れてから11日目のことだった。 池田香代子さんの手で2001年12月11日に「世界がもし100人の村だったら」が出版された。『柳原滿紘さま感謝です。・・・池田香代子』のサインは、2002年6月に『世界がもし100人の村だったら②』を出版したあと10月のある日、本が売れた8000万円の預金通帳を持ってお礼かたがた我が家に来られた時に目の前で書かれたものだ。ご縁尊し・・・・・・。
by ryugen1944
| 2010-10-28 01:08
| ご縁大切に・体験
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