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2014年 10月 17日
● "阪神大震災から15年" の記事が2010年1月18日の新聞に掲載された △ 昨日ある新聞社の記者が訪ねてこられた…来年1月17日の阪神大震災20年記念の特集を組むための情報集めが目的だった。 その記者が、完全に私の記憶から忘れさっていた資料を持参して見せてくれた…それは私の親友のブログ記事として掲載されていたものだ。 "ぽらん日記 ~雨宮農園の日常~というブログで2011年7月13日から筆を休めているが当時私の親友のぽらん氏が書いていたもので、文章力が高い彼の記事を読むのをいつも楽しみにしていたものだ。 その彼が2010年1月31日に掲載していた記事を新聞社の記者が見つけて持ってきてくれた。 ▼ ずっと初心の志を貫いているNPO・リスポンス愛媛の活動。 このところNPO組織の活躍が目につく…日本もやっと利益のみを追求する組織から社会的な意義や自分たちの思いを追求するための仕事、活動が増えている、ということでボク的にはとても嬉しい。 しかしながら設立当初に抱いていた理念や志をそのまま持続しながら1年、5年、10年と活動を継続している組織は少ない。少なくともボクの知っている組織は半分もない。 その中で初心を貫徹している組織がある。松山にある「リスポンス愛媛」だ。正式にはリスポンス協会愛媛支部という。この団体は15年前の阪神・淡路大震災をきっかけとして設立され、当時すぐに震災現場に赴き、被災した高齢者39名をバスで松山のユースホステルに避難させ2ヶ月間無償で生活を支援したのだ。 その後も被災者のサポートを続けている15年を経た先日の愛媛新聞(1月18日)にその様子や現状が掲載された。 「苦しんでいる人たちを目の前にして何もしないではいられない」と言っていた代表のリュウゲンさんやヒラノさんたちの信念にあらためて頭が下がる。 新聞を読み、さっそくその感想を代表であるリュウゲンさんに送ったところ、記事の補足として次のようなコメントを書いてメールをいただき、新聞にはなかったもう一つの現実を知ることができ、またまた考えさせられたのだった。 龍源です。 被災者の皆さんは地獄から天国に来て、竜宮城にいった浦島太郎さんのような2ヶ月を過ごしましたが再び神戸に帰ると再び地獄が待っていました。 一人暮らしのお年寄りが松山で受けた過剰のボランティアによるサービスは一生のうちで初めて味わった大名旅行だったと思います。 毎日ご馳走が振舞われ、毎日慰問のイベントがありました。あまりにも環境が違いすぎて幸せの価値観が壊れてしまった。そのショックは地震でうけたショック以上だったと思います。 2ヶ月後再び神戸の近くの避難所にお届けしてお別れするときの気持ちは、まるで死刑囚を刑場に送り届けたような残酷な思いが残りました。 2ヵ月後の神戸はまだ何にも変わっていない地獄でした。仮設住宅が出来ただけでした。それでも皆さんは少しでも壊れた我が家がある神戸に近いところへ帰りたかったのです。 お世話になったからといって神戸牛を贈ってくれた方も居られましたが、とてもとても戴く気にはなれませんでした。 もしも立場が反対だったら・・・・・・・いつも考えさせられていました。 「生き残るより地震で一緒に死んでいたほうが楽だった!」と言われた方や生き残った皆さんに無責任に「生きていれば何か良いことがあるから」と励ましているけれど、死ぬのも地獄、生きるのも地獄、結局は何にもなかった。と寂しく目をつぶった人のなんと多いことか、それを知らされました。 仮設住宅にはいってみると敷いているゴザが風でまくれあがる寒い部屋、信じられない後日談がいっぱいありました。 弱者切捨て・・・・・実際には・震災前から切り捨てられていた人々なのです。つらい現実です。 (リュウゲンさんのメールより) 「阪神大震災」と言う悲惨な出来事、そしてその惨状や光景は目に見えた。 しかし目に見えない悲惨な現実は今もなお続いており、今まさに日本の大きな問題、あるいは私たちの目の前にある未来として大きく立ちふさがっているような気がする。 記者はこの記事の中の あまりにも環境が違いすぎて幸せの価値観が壊れてしまった。そのショックは地震でうけたショック以上だったと思います。の言葉に強烈な印象を受けたと話してくれた…私も自分が書いた文章ながら5年前のこの言葉が改めて胸にグサリと刺さった。
by ryugen1944
| 2014-10-17 01:40
| 徒然なるままに
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