私たちは、この地球に生まれてくるときに、一人の例外もなくそれぞれの計画書を携えてくるそうです。しかもその内容は達成可能なことばかりで、能力以上のものはないそうです。しかし人生を振り返ってみると出来ていないことが実に多くて、『こんな筈ではなかった』と不完全だった人生を悔やみます。
試験問題を解くときのように、比較的易しい問題にとりかかり、難しくて時間がかかりそうな問題を後回しにします。易しい問題を解いたときの感動と、難しい問題を解いたときの感動の差が人生のすべてです。
やり残したことに、実は多くの喜び・感動が残っていた。それに気がついたとき初めて「もっと難しい問題にチャレンジしておけば良かった」と後悔します。
生まれたとき、この世に持ってきた『計画書・設計書』と、一生を終えて提出する『 報告書・決算書』に書かれた内容のギャツプをマスターズ(指導霊)に尋ねられます。
「なぜ計画書のとおりできなかったのか自分で考えてください」と言われるそうです。皆さん必ず言い訳をします。そのときマスターズがシンプルに選択を迫ります。
『やらなかったのですか?』
『やれなかったのですか?』
そのとき殆どの人がうなだれて『やらなかったのです』と答えるそうです。 飯田史彦先生とお話したとき「私と、柳原さんは胸を張ってマスターズの前で『やるだけやりました!』と胸を張って言えるように生きていきましょうね」と言われました。しかし現実は、計画書からますます程遠い生活になっているようです。