△ 6月19日の19時30分頃スーパーに買い物に出かけた際、西の空一面に地震雲が現れていた。持っていたカメラで20枚ほど撮影した。このような地震雲は3日以内に近辺で発生することが多いので気に留めていた。 20日午後11時27分ごろ、大分県佐伯市で震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源は豊後水道で、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.0と推定される。津波の心配はないという。政府は官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置し、情報収集を進めた。
大分県などによると21日午前0時30分現在、けが人などの被害情報は入っていない。佐伯市の職員は「下から突き上げるような揺れを10秒ほど感じたが、落下物などはなかった」と話した。県警佐伯署にも被害の連絡はないという。
四国電力によると、愛媛県の伊方原発では異常は確認されていない。九州電力によると、鹿児島県薩摩川内市の川内原発と佐賀県玄海町の玄海原発にも異常はないという。
大分県豊後大野市では5月中旬、多数の地割れが見つかり、市が一部地域を災害対策基本法に基づく警戒区域に指定。立ち入りを原則禁止し、避難勧告を出した。同市の担当者は「地割れの変化などは確認されていない」としている。
主な震度は以下の通り。▽震度5強=大分県佐伯市▽震度4=同県津久見市、豊後大野市、竹田市。