ホーリー・アンツェン△ 1995年1月24日からお手伝いを始めた阪神大震災のボランティア活動…この年の10月22日に神戸ポートアイランドにあるワールド記念ホールで『ワールドミュージック コンサート』開催された。
世界各地からトップアーティストがチャリティコンサートのために神戸に駆け付けた。そのコンサートの開催の手伝いに2泊3日で神戸に出かけた。
準備を終えたあと客席で素晴らしい演奏をすべて堪能させてもらった。中でもカナダから参加したホーリー・アンツェンの歌に深く感動した。
パンフレットの表紙に〈神の戸が開く夜〉と書かれていたが "私の中の未知の扉が開かれた夜になった!”と感じた。コンサート終了後主催者からワールドコンサートの全記録ビデオが贈られてきた。
彼女が歌った曲は「いろはにほへと」、その美しい日本語の響きに全身全霊感動して〝「ん」感音マンダラ”の本を平成11年に刊行した。
数年前に音大を卒業してピアノ教師をしている長女にその曲を楽譜に仕上げてもらった。その楽譜を元に友人の都山流尺八師範の長谷川さんがアンコール曲などに使っておられて時々その素晴らしい音色を聞かせてもらっている。
しかし私の夢はその曲を自分のバイオリンで弾いて楽しむことだが今までイヴストーンの研究が全ての中心にあってその気になれなかった。11月になり研究が一段落した…我が家のピアノとバイオリンを完成した最新のイヴストーン色に音を変えた。
昨日、ピアノを3時間練習して伴奏を準備して、それに合わせてバイオリンを3時間弾き続けた。
「いろはにほへと」を初めて聴いてから23年の時を経て、ようやく自分のものになった。〝与えられている原石を磨くのは自分!”10年後には皆さまの前で演奏をお目にかけたい。