働くことは、「回転寿司を食べるようなもの」だと考える
働くことを、回転寿司を食べるようなもの」だと考えてみると、どうなるでしょうか?
「おっ、待っていたネタが廻ってくるぞ!」と、虎視眈々と狙っていた瞬間、自分よりもそのお皿の近くにいた人に、そのネタを先取りされてしまう・・・・回転寿司に一度でも言ったことがあれば、この口惜しさを味わった方が多いのではないでしょうか。しかも、待てども待てども自分が欲しいネタは回ってこず、欲しくもないネタばかりが目の前を何周も回り続けているような気がするのも、回転寿司に特有の心理状態です。
その意味で、働くことは、「回転寿司を食べるようなもの」だといえるでしょう。待てど暮らせど、自分がやりたい仕事は回ってこず、やりたくも無い仕事ばかりを担当させられているような気がするものだからです。
しかし、回転寿司では、仕方なく取って食べてみたところ、思わぬ掘り出し物のネタに出会うことも、少なくありません。
好きなネタばかり食べていたのでは、決して出会えなかったような意外なネタ・・・・・・職場においても、そのような掘り出し物の担当業務に出会うチャンスが、時おり巡ってくるものです。
回転寿司でも職場でも、「好みのネタ(仕事)が手に入らない悲しみ」を、「食べず嫌いであった未知のネタ(仕事)に挑戦してみる絶好のチャンス」としてとらえ、果敢にチャレンジしてみましょう。
飯田史彦先生著「働くことの意味がわかる本」より抜粋
明日は、 働くことは、「歯医者にいくようなもの」だと考えてみる