飯田史彦先生の著書は、私の人生の手引書でもあり、確かな道標でもある。
最初の『生きがいの創造』を読んで感動し、感謝の気持ちを込めてお手紙を出した。平成8年8月17日のことである。
『生きがいの創造』を拝読させていただきました。素晴らしい本をありがとうございました。今まで
、いろいろな本の中でバラバラに輝いていた小さな光が全部集まって、いきなり眩しく輝いたような感じで『出るべきものが、出るべき時に出た』と嬉しく思っています。
(中略)
『生きがいの創造』をとりあえず10冊買い求めました。来院される方にお貸しするためです。
読まれるかどうかはその方しだい。ご縁があればよし、無ければそれでよしです。小生が何度もお逢いして時間をかけて気付いていただくことが、この本一冊でおそらく10倍確実に正しく理解していただけると信じています。
(中略)
小生は船井総合研究所の船井幸雄さんが、「気」などについて書いた『人間の研究』が出版される以前から、『氣』の講演会をしていました。その頃は『氣』について一般の人に理解していただくのに随分苦労していましたが、「人間の研究」が出版されて知識人にも受け入れられるようになり実に楽になりました。同様に飯田先生の『生きがいの創造』は、まさしく天恵の一冊だと感謝しております。
われわれは光りの旅人、『知ること』によって神に近づき、『行うこと』によって神になる。
・・・・・中略・・・・このお礼の手紙を書き終わってみると、机の周りの空気が暖かく笑っています。仏像の写真もすべて美しい笑みをたたえています。
追伸 この本が売り切れでなかなか手に入らず、8月15日に入荷したものをようやく手に入れその一気に拝読しました。お盆のお墓参りでご先祖様に、今までにない感謝と供養ができましたことを付け加えさせていただきます。
平成8年8月17日 朝7時
飯田史彦先生
柳原滿紘
直ぐに飯田史彦先生から、ハガキが届いた。そのハガキには『頂いた柳原さんの手紙は黄金色に光り輝いていました。』とまず書かれていた。そのあと素晴らしい内容の長文のファツクスが届いた。
続きは、明日のお楽しみに